キマシタワーヽ(=´▽`=)ノ
出る出る言われていたEマウント版STFレンズの発表が海外であったようです。
Sony Introduces 100mm F2.8 STF G Master with Highest Ever Quality Bokeh for an α Lenss | SONY UK
早速その詳細を見てみましょう!
【追記】
国内正式発表もあったようです。
今回発表があった新レンズは2本。
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
先ずはみんなたちお待ちかねのSTFレンズ。GMブランドでの発売ですね。
G Masterシリーズのコンセプトの詳細はこちら
MF専用なAマウント用 STF(SAL135F28)との大きな違いはその焦点距離だけではなく、AFが可能な点。
手ぶれ補正ON/OFF切り替えスイッチもあるようですね。
T5.6ってことはAマウント版より多少暗いんですかね?
なにやら根元の方にもリングがあり、最短撮影距離を切り替えて簡易マクロ的に使用出来るようです。
主な特徴
- シャープな描写と息をのむ柔らかなぼけ味を追求した、中望遠単焦点STFレンズ
- G Masterならではの、極めて高い解像性能
- アポダイゼーション光学エレメントで高めた、洗練されたぼけ描写
- 口径食(*)の発生を抑えた設計と11枚羽根の円形絞り
- 作品づくりに集中できる、高速・高精度AF対応
- ぼけを生かした近接撮影に対応する、マクロ域切り換え機能搭載
- 低速シャッター時に威力を発揮する、光学式手ブレ補正機構搭載
- 撮影者をサポートする、操作性と信頼性
- STFレンズのTナンバー
ちょっと意外だったのがGMシリーズにも関わらずXAレンズ(超高度非球面レンズ)を採用していなかった事。
高くなりすぎるのかしら?それともAPDフィルターあると玉ねぎボケになり辛いのかな?
参考としてSAL135F28のMTF曲線と比較。
難しいことはよくわかりませんがより100%に張り付いていますね。
主な仕様
- 外形寸法:85.2mm × 118.1mm(最大径 × 長さ)
- 質量:約700g
- 焦点距離:100mm
- レンズ構成:10群13枚 (APDエレメント含まず)
- 絞り羽根:11枚
- 最大撮影倍率:0.25倍(0.57~1.0m)、0.14倍(0.85m~∞)
- 最短撮影距離:0.57m(0.57~1.0m モード)、0.85m(0.85m~∞モード)
- フィルター径:72mm
- 付属品:フード(ALC-SH147)
レンズ全長はDistagon T* FE 35mm F1.4 ZA(112.0mm)よりちょい長いくらい。
しかしフィルター径も72mmと同じです。
Planar T* FE 50mm 1.4 ZA(108mm)とも全長は近く、フィルター径も72mmで統一出来ますね。
因みにAマウント版STFも同じく72mm径。
質量についても上記レンズと近いですね。大体のサイズ感は掴みやすいかも。
参考までにAマウント版STFレンズとの比較を。
名称 | FE 100mm F2.8 STF GM OSS | 135mm F2.8 [T4.5] STF |
型名 | SEL100F28GM | SAL135F28 |
対応撮像画面サイズ | フルサイズ | フルサイズ |
焦点距離 | 100 mm | 135 mm |
レンズ構成 | 10群13枚(APDエレメント含まず) | 6群8枚(APDエレメント1群2枚含む) |
開放絞り | F2.8 (T5.6) | 2.8 (T4.5) |
最小絞り | F20 (T22) | 31 (T32) |
絞り羽根 | 11枚 | 自動絞り9枚 / 手動絞り10枚 |
最短撮影距離 | 0.57 m or 0.85 m | 0.87 m |
最大撮影倍率 | 0.25倍(0.57~1.0m) 0.14倍(0.85m~∞) |
0.25 倍 |
フィルター径 | 72 mm | 72 mm |
手ブレ補正 | ○ | ー |
テレコンバーター (1.4x) | ー | ○(MFのみ) |
テレコンバーター (2.0x) | ー | ○(MFのみ) |
外形寸法 最大径x長さ | 85.2 × 118.1 mm | 80 ×99 mm |
質量 | 700 g | 730 g |
EマウントボディでSAL135F28を使用する場合はLA-EA3(105g)が必要になりますのでトータル805g。
焦点距離の違いと一律0.25倍の最大撮影倍率、テレコン対応なことを考慮するとこの差は微妙なところですね。悩ましいw
発売日&価格
- 発売日:
2017年3月?予定→国内発売 2017年4月予定 - 価格:
$1,500 US
2017年2月8日現在、1USドルあたり約112円なので定価だと約168,000円って事になりますね…。
国内希望小売価格は税別198,000円くらいでしょうか?
→国内メーカー希望小売価格 188,000円(税別)
ソニーストア価格だた17万円台スタートくらいでしょうか?
FE 85mm F1.8
こちらも同じく噂のあった85mm F1.8の、FE 85mm F1.8(SEL85F18)。
ツァイスでもGでもGMでも無い、無印のいわゆる初めてレンズですかね。
主な特徴
- シャープな描写と柔らかいぼけを生かし、ポートレート撮影を手軽に楽しめる大口径中望遠単焦点レンズ
- 高速・高精度で静かなフォーカス駆動
- カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンなど操作性も充実
- 防塵・防滴に配慮した設計
主な仕様
- 外形寸法:78mm × 82mm(最大径 × 長さ)
- 質量:約371g
- 焦点距離:85mm
- レンズ構成:8群9枚
- 絞り羽根:9枚
- 最大撮影倍率:0.13倍
- 最短撮影距離:0.8m
- フィルター径:67mm
- 付属品:フード(ALC-SH150)
レンズ全長はFE 28-70mm F3.5-5.6 OSS(83mm)と近い感じ。
先に出ているFE 50mm F1.8(59.5mm)よりは長いですね。
質量はAPS-C用ですがE 55-210mm F4.5-6.3 OSS(345g)に近いです。
フルサイズ用となるとVario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS(426g)が最も近いです。
こちらはフィルター径も同じく67mmです。
同じ85mmで比較するとこんな感じ。
名称 | FE 85mm F1.8 | FE 85mm F1.4 GM |
型名 | SEL85F18 | SEL85F14GM |
対応撮像画面サイズ | フルサイズ | フルサイズ |
焦点距離 | 85 mm | 85 mm |
レンズ構成 | 8群9枚 | 8群11枚 |
開放絞り | F1.8 | F1.4 |
最小絞り | F22 | F16 |
絞り羽根 | 9 枚 | 11 枚 |
最短撮影距離 | 0.8 m | 0.85 m(AF時)/ 0.8 m(MF時) |
最大撮影倍率 | 0.13 倍 | 0.12 倍 |
フィルター径 | 67 mm | 77 mm |
手ブレ補正 | ー | ー |
テレコンバーター (1.4x) | ー | ー |
テレコンバーター (2.0x) | ー | ー |
外形寸法 最大径x長さ | 78 × 82 mm | 89.5 × 107.5 mm |
質量 | 371 g | 820 g |
発売日&価格
- 発売日:
2017年3月?予定→国内発売 2017年4月予定 - 価格:
$800 US
2017年2月8日現在、1USドルあたり約112円なので定価だと約89,600円って事になりますね…。
国内希望小売価格は税別99,800円くらいでしょうか?
価格だけ見ると初めてレンズという位置づけでは無いのかもしれません。
→国内メーカー希望小売価格 74,000円(税別)
ソニーストア価格だた6万円台スタートくらいでしょうか?
こちらは随分安くなった感じ(金銭感覚麻痺
α7R装着イメージ
恒例?のα7R装着イメージを突貫作成し妄想するコーナーですw
※あくまでイメージです
FE 100mm F2.8 GM OSS
最近のGMレンズで慣らされたせい?かまぁこんなものかと思えますw
ボディがマークIIシリーズであればよりしっくり来そうですね。
Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA ※サイズ比較参考
全長近いはずですが、SEL100F28GMのほうが大きく見えますねw
FE 24-70mm F2.8 GM ※サイズ比較参考
かと言ってSEL2470GM程は長く無いです。
FE 85mm F1.4 GM ※サイズ比較参考
同じGMシリーズのSEL85F14GMはGMレンズの中で最短の全長なのです。
FE 90mm F2.8 Macro G OSS ※サイズ比較参考
焦点距離が近いSEL90M28Gは意外と全長長いんです。 (130.5mm)
GMレンズとしてはコンパクトな部類ではと思います。
ただ、Aマウント版STFのSAL135F28はLA-EA3込みで考えても全長124mmくらいなので135mmの単焦点としてはかなりコンパクトなのでは無いでしょうか。
FE 85mm F1.8
85mm F1.8としてはコンパクト、なのでしょうか。
最近GMレンズで麻痺しちゃってなんでもコンパクトに思えてしまいますw
FE 85mm F1.4 GM ※サイズ比較参考
同一焦点距離でもF1.4のGMと比較するとその差は歴然!
FE 55mm F1.8 GM ※サイズ比較参考
同じF1.8のSEL55F18Zを一回り大きくした感じでしょうか。
まとめ
去年からFEレンズの怒涛の攻勢に、Eマウントユーザーのお財布は悲鳴を上げていることでしょうがまだまだ休ませてくれなさそうです。
個人的にはSTFが気になりますが、Aマウント版のSAL135F28も去年買ったばかりですので少し様子見でしょうか。
ただ、今月末のCP+で触ってしまうと…