お久しぶりです、生きてました。
ちと色々あって離脱してましたがゆるりと再始動していく予定です。
改めてよろしくお願いします!
東芝BD/HDDレコーダー、DBR-T670レビュー3回目。
今回は実際にタイムシフトマシン運用を開始した後の視聴・番組保存についてご紹介します。
これまでの記事はこちら
タイムシフト録画番組:再生
過去番組表内から気になる番組や視聴したい番組を探しだします。
リモコンの「サブメニュー」ボタンを押すとこのようなメニューが表示されます。
この内、過去番組表の表示形式に関わるのは以下の8項目。
- 日付切り換え・・・日付を指定して切り換え
- 番組検索・・・キーワードやジャンル、日付、放送種別(地デジ、BS/CS等)を元に番組を検索
- ビジュアル過去番組表・・・前回紹介したビジュアル過去番組表表示のON/OFF切り換え
- 表示チャンネル数切り換え・・・一度に表示するチャンネル数。3,6,9,12chから選択
- 表示時間数切り換え・・・一度に表示する時間数。4時間 or 8時間から選択
- 文字サイズ切り換え・・・表示される文字の大きさ。大きい or 小さいから選択
- 番組概要表示設定・・・番組名以降の番組概要の表示のON/OFF切り換え
- ジャンル色分け・・・番組表内のジャンルによる色分け設定
番組のジャンルにより5色まで色分けして表示可能です。
より詳細なサブジャンル単位での色分けも可能。
※表示時間数:4時間
※表示時間数:8時間
※番組概要非表示
因みにリモコンの「黄」ボタンを押すことで特定のチャンネル毎の表示に切り換えることも可能。
見たい番組のTV局がはっきりしている時はこの表示形式でもいいかもです。
以上を駆使して見たい番組が見つかったら、その番組にカーソルを移動させ「再生」ボタンを押すと再生が始まります。
一定時間以上再生(視聴)した番組はチェックマークが入るので「これ見たっけ?」みたいなことはありません。
タイムシフト録画番組:保存
「タイムシフト番組は古いものから順次自動削除されていく」ので”古い番組から視聴・保存”するのが鉄則です。
そこで先に紹介した「日付切り換え」が便利です。
直前に表示されていた時間帯と同時間帯の過去番組表にジャンプします。
リモコンの「青」ボタンで前日同時間帯、「赤」ボタンで翌日同時間帯に切り換える事も可能です。
リモコンの「緑」ボタンを押すとより細かい「日時指定ジャンプ」が可能です。
どの時点の番組まで保存されているかがわかりやすいので、私は主にこちらを使ってます。
目当ての番組を選択した状態で「決定」ボタン→「保存する」を選択。
因みにここで「同一番組名検索」を選べば同じシリーズの番組が一覧出来るのでまとめて保存する時便利。
キーワードには番組タイトルが自動で入るので入力の手間も省けてGood!
但し、完全に合致するものしかヒットしないのでサブタイトルや話数、二ヶ国語や字幕などの記号は手動で削除する必要あり。
保存しようとしている番組がWOWOWのように「コピーワンス」の場合このような警告が。
「はい」を選択するといよいよ保存詳細を設定。
「周期保存」は毎週・毎日等、周期的に保存予約する際に設定。
精度について検証していないのですが、そもそもWOWOWだと不定期な放送が多いのであまり使ってません。
続いて保存先を選択します。増設したUSB-HDDにも直接保存が可能です。
次は保存する「フォルダ」を選択。
既存のフォルダであればこの中から選択、新規でフォルダを作成する場合は「新規フォルダ(番組名)」が便利。
但し、検索の時同様不要な部分は手動削除の必要あり。
指定しなければ先に指定した保存先の直下に保存されます。
DBR-T670のタイムシフト番組はマジックチャプター(自動チャプター)には非対応です。
この辺り、Panasonicの全録機に分がありそうです。(モニター当選しないなー・・・・)
その代わりタイムシフト番組の保存時に、改めて自動チャプターを追加することは可能です。
但し、その場合保存に要する時間が番組の実尺と同時間かかってしまいます。
※通常は番組の実尺の半分位(倍速)で保存可能
タイムシフト番組の保存時や、HDD,USB-HDD、BD、SD等へのダビング中などは色々と機能制限がありますので、保存にかかる時間は極力短いに越したことはないのです。
持ち出し設定はスマートフォン等に転送する場合に変換する必要があります。
TransferJet転送もこちらで設定。別売りのTransferJetアダプタが必要です。
変換は即座に開始される訳ではなく、本機の電源がOFFの時にバックグラウンドでエンコードされます。
私はこの機能、全くつかっていませんw
因みに定期的に保存する番組の場合は「ざんまいプレイ」を利用するのがオススメ。
事前にキーワードやジャンル(サブジャンル)を指定しておく必要がありますが・・・
リモコン「ざんまいプレイ」ボタンを押して事前登録しておいた検索ワードを選択。
保存したい番組を選んでリモコン「緑」ボタンを押せば番組保存のメニューに移ります。
後は通常の録画リストからの保存の時と同様です。
溜まっている番組を一気に保存(保存予約)出来るので保存し忘れがありません。
諸々の設定が完了したらいよいよ「実行」を選択。
タイムシフト番組の保存が始まると、過去番組表上は番組タイトル左横にこのようなアイコンが表示されます。
同様の手順で2つ目以降は「保存予約」という形で過去番組を最大50番組まで登録可能です。
(今後タイムシフト録画予定の番組(未来番組)の保存予約についても最大50番組まで登録可)
過去番組表上はこのアイコン。
保存が完了した番組は過去番組表上にはこのようなアイコンが表示されます。(ダビング10の場合)
コピーワンスの場合は過去番組表上からは視聴出来なくなります。
保存先のメディア(HDDやUSB-HDD)の番組にリンクする形で過去番組表からの視聴が出来ると良かったのに…。
表にまとめると以下の通りです。
過去番組表→HDD/USB-HDD | ||
過去番組表 | HDD/USB-HDD | |
ダビング10 | 視聴のみ可能。ムーブ不可 | コピー8回+ムーブ1回 可 |
コピーワンス | 視聴・ムーブ共に不可 | ムーブ1回 可 |
過去番組表→BDディスク | ||
過去番組表 | BDディスク | |
ダビング10 | コピー8回+視聴のみ 可 | ムーブ1回 可 |
コピーワンス | 視聴・ムーブ共に不可 | ムーブ1回 可 |
ちょっと不思議?な仕様なのがタイムシフト番組の保存進捗バーの表示。
ここでのパーセンテージは現在保存中の1番組における進捗率。
ここは特に問題にはならないのですが…
次の保存予約番組の保存処理に移ると、
分子ではなく、分母(保存・保存予約中の番組総数)が9,8,7…と減っていく
のです。
なんとも不可解な仕様。
一方、HDD、USB-HDD、BD等の各メディア間のダビング進捗表示については
- パーセンテージ・・・ダビング予定の全工程における進捗率
- 分母(ダビング中・ダビング予約中の番組総数)は固定、分子が1,2,3…と増えていく
数字の増え方はよしとして、分数で全体に対するおおよその進捗率は判断付くわけですからタイムシフト保存の時と同様、個別の進捗率の方が良さそうにおもうのですが…
なんとも統一が取れていない表示形式…これ、なんか意図があるのなら知りたいですw
保存しようとした番組が24時間以内に削除される場合はこのようなメッセージが表示されます。
「はい」を選択すると保存予約の実行順を変更出来ます。
同様のことはリモコンの「スタート」ボタン→「予約」からも可能です。
保存予約の一覧のほか、通常録画予約やおまかせ自動録画予約の一覧も確認出来ます。
サブメニューから「保存実行順変更」を選択し
順番を変更したい番組を選択
移動させたい順番を指定といった流れです。
サブメニューにあるように、予約録画の番組単位でのキャンセル(削除)も可能です。
尚、現在保存中の番組をキャンセルする場合はリモコンの「停止」ボタンで可能です。
後は全てが指定したメディアに保存されるまでひたすら待つのみ。
勿論、電源を落としても保存は継続されます。
但し、保存中は本機の機能に幾らかの制限があります。
中でも痛いのが、録画番組の削除やタイトル編集等の番組編集が一切出来なくなる点。
唯一出来るのが保存フォルダを変更することのみ。
タイムシフト番組を保存(保存予約)してからその保存中の間に、既存録画番組の整理というのが出来ないのです。
この辺りは改善して欲しいところです。
まとめ
以上、2回に渡ってDBR-T670の「タイムシフトマシン」機能についてご紹介しました。
これまでの番組表による事前予約、突発的に見たい作品があった場合はスマートフォン等から録画予約という録画スタイルから、取り敢えず全部録画しておいて週に1度を目処に纏めて気になる番組を保存していくスタイルが可能になりました。
最大3chしかタイムシフト出来ないのとシステムメンテ中は録画不可、マジックチャプター非対応ということから
CMのないWOWOW専用タイムシフトマシンとしました。
更にシステムメンテ中に録画したい場合の事を考慮して、比較的視聴する機会の少ないWOWOWライブはタイムシフトから除外して2chタイムシフト、1chは通常録画で運用しています。
次回はDBR-T670の2つ目の特徴、USB-HDD増設についてレビューする予定です。お楽しみに!