FE 24-70mm F2.8 GM レビュー【写真比較編】

DSC02584.jpg

前回はSEL2470Zとの外観比較をお送りしました。
2回目の今回は実際に撮影した写真を比較してみたいと思います。

 

 

 

写真比較1:東京タワー 真下からの煽り

先ずはワイド端付近25mmの画角で撮影したものを比較。

(共通:25mm|1/80 |F8.0|ISO 100)

FE24-70mm F4 ZA OSS FE24-70mm F2.8 GM
25mmF8.0
東京タワーあおり_25mmF80_Z 東京タワーあおり_25mmF80_GM
中央部
東京タワーあおり_中心部_25mmF80_Z 東京タワーあおり_中心部_25mmF80_GM
周辺部
東京タワーあおり_周辺部_25mmF80_Z 東京タワーあおり_周辺部_25mmF80_GM

中心部は私の目では殆ど違いを見つけることが出来ませんでしたが、周辺部はSEL2470Zの方はちょっと流れた様な、ボケた感じになっているのが見て取れますね。

 

参考までに共に絞り開放の状態での比較がこちら。

(共通:24mm|1/160 |ISO 100)
※GMの方のみLrにて露出マイナス補正掛けました

FE24-70mm F4 ZA OSS FE24-70mm F2.8 GM
24mm 開放F4.0 24mm 開放F2.8
東京タワーあおり2_24mmF40_Z 東京タワーあおり2_24mmF28_GM
周辺部拡大
東京タワーあおり2_周辺部_24mmF40_Z 東京タワーあおり2_周辺部_24mmF28_GM

こちらもGMの方が周辺部までしっかり解像していますね。

 

 

写真比較2:東京タワー 遠景夕景

続いてはシチュエーションを変えて夕方の遠景。

画角によって周辺部の写りがどう変化するかを比較。ガラス越しの展望フロアからなので写り込みが…

(共通:1/320 |F8.0|ISO 100)

ワイド端24mm

α7RII+FE24-70mm F4 ZA OSS α7RII+FE24-70mm F2.8 GM
24mm
1.遠景_24mmF80_Z 2.遠景_24mmF80_GM
周辺部拡大
3.遠景_周辺部Z_24mmF80 4.遠景_周辺部GM_24mmF80

やはりSEL2470Zは周辺部が流れてボケてますね。

 

35mm付近

α7RII+FE24-70mm F4 ZA OSS α7RII+FE24-70mm F2.8 GM
35mm 33mm
5.遠景_33mmF80_Z 6.遠景_35mmF80_GM
周辺部拡大
7.遠景_周辺部Z_33mmF80 8.遠景_周辺部GM_35mmF80

35mm近辺もまだSEL2470Zの周辺部はSEL2470GMと比較して解像感が損なわれています。

 

50mm付近

α7RII+FE24-70mm F4 ZA OSS α7RII+FE24-70mm F2.8 GM
49mm 51mm
9.遠景_49mmF80_Z 10..遠景51mmF80_GM
周辺部拡大
11.遠景_周辺部Z_49mmF80 12.遠景_周辺部GM_51mmF80

50mm近辺くらいになってくるとその差は縮まって来ているようです。 私の目にはほぼ同じに見えます…

 

テレ端70mm

α7RII+FE24-70mm F4 ZA OSS α7RII+FE24-70mm F2.8 GM
70mm
13.遠景_70mmF80_Z 14.遠景_70mmF80_GM
周辺部拡大
15.遠景_周辺部Z_70mmF80 16.遠景_周辺部GM_70mmF80

テレ端70mmも同様。

 

これらのことから、周辺部の画質(流れ)に関しては

  • ワイド端24mm~35mm付近まではGMレンズの方が圧倒的に綺麗
  • 35mm付近~から徐々にその差は縮まり、テレ端70mmでは両者の差はほぼ無い

といったところでしょうか。

 

写真比較3:玉ボケ

最後は最も気になる玉ボケに関しての比較。

最近のFEレンズは解像感はあるのですが点光源ボケ(玉ボケ)の内側に年輪の様なスジがまるで玉ねぎの断面のように現れます。

 

tech_img_03.jpg

どうやら「非球面レンズ」というものが関係しているそうなのですがGMレンズはそれを解消するためにレンズ表面の凹凸を0.01ミクロン単位の精度で研磨した

超高度非球面レンズ(XAレンズ)』というものを採用しているそうです。

 

画角による比較

玉ボケ比較_70F28GM

先ずは夜のカラオケ店の立て看板で比較。

あえてピントを大きく外しての撮影です。

 

FE24-70mm F4 ZA OSS FE24-70mm F2.8 GM
24mmF4.0|大きくピント外した状態
玉ボケ比較_24F40Z_2 玉ボケ比較_24F40GM
70mmF4.0|大きくピント外した状態
玉ボケ比較_70F40Z 玉ボケ比較_70F40GM
70mmF4.0|僅かにピント合わせた状態
玉ボケ比較_70F40Z_2 玉ボケ比較_70F40GM_2

こうして比較してみるとツァイスの方は玉ねぎ大収穫祭ですねw

GMの方も全くスジが出ていない訳ではありませんがかなり緩和されている感じ。

ワイド端24mmとテレ端70mmの比較では、玉ボケの直径が大きくなる分、70mmの方がスジが目立たない印象です。

同じ画角でもピントを合わせる方向に変化させていくと玉ボケの直径がどんどん小さくなっていきますのでより密集してウルサイ感じがします。

 

絞り値による比較

玉ボケ比較2

次はちょっと場所を変えて、絞り値の違いで玉ボケに差がでるかを検証。

 

FE24-70mm F4 ZA OSS FE24-70mm F2.8 GM
24mmF4.0
玉ボケ比較2_24F40Z 玉ボケ比較2_24F40GM
70mmF4.0
玉ボケ比較2_70F40Z 玉ボケ比較2_70F40GM
70mmF5.6
玉ボケ比較2_70F56Z 玉ボケ比較2_70F56GM
70mmF8.0
玉ボケ比較2_70F80Z  玉ボケ比較2_70F80GM

 

こちらも絞るにつれて玉ボケの直径が小さくなる分ボケがウルサイ印象。

ただ興味深いのは同じ点光源ボケでも玉ねぎが出ているものとそうでないもの(青や白の玉ボケ)がある点。 光源までの距離や角度によって玉ねぎの出方も変わってくるのでしょうか。

 

 

SEL2470GM:作例

最後に、ここ1ヶ月くらいで撮りためた拙い作例を披露します。

 

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まとめ

optical_img_02.jpg

FE24-70mm F2.8 GMはXAレンズの採用もあって確かに玉ねぎボケは出にくくなっていました。

しかし、上のレンズ構成図を見て分かる通りそれ以外の箇所で2枚非球面レンズを使用しているようなので完全に出ないという訳にはいかないようです。

 

しかし開放からほぼ全域でシャープな写り、そしてF2.8通しの明るいズームレンズということで、持っていける荷物の量が限られている場合や持っていくレンズに迷った場合の取り敢えず持っていく相棒レンズとなりそうです。

ただ、デカさ&重さだけは慣れが解決してくれるものと信じて…

とにかく使いまくって価格分の働きをしてもらわねばっ!w

 


 

どん

どん

何事もやってみなきゃあ分からない。物は試しの精神で楽しく、時には後悔も。

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