久しくSONYのBDレコーダーを使っていたのですが、少し前に
TOSHIBA製 タイムシフト録画対応BD/HDDレコーダー「DBR-T670」 をポチってました。
使い始めて4ヵ月程経ちましたのでレビューしたいと思います。
購入に至った経緯
地上デジタル放送がスタートしてから、デジタル放送の録画環境としては「凡」や「PTホニャララ」を使っていました。
その後、2012年に「BDZ-AT970T」を使い始めてからは現在の「BDZ-ET2000」に至るまでずっとSONYのBDレコーダーを使い続けていました。
それ程気に入っていたのですが録画コンテンツが多くなって来る中で、
「BD-R/REに焼いた番組をBDレコにムーブバックすると配信出来なくなる」
というのが運用上問題となり始めてきました。
そんな折、
- ディスクからのムーブバックで配信出来ないのはSONYだけ?という怪電波をキャッチ
- タイムシフト(チャンネル録画)機能を使ってみたい
これらの理由により、ちょっと他のメーカーのレコーダーも気になってきたわけです。
そして各社のレコーダーについてあれこれ調べた結果、東芝のDBR-T670に白羽の矢が立ったわけです。
実は2005年頃発売の東芝のDVD/HDDレコーダー「RD-XS57」を使っていた時代があるので東芝レコは実に10年近く振りだったりします。
DBR-T670 |主な特徴
そんなDBR-T670の主な特徴を、これまで使用していたSONY「BDZ-ET2000」と比較してみます。
メーカー | SONY | TOSHIBA |
型番 | BDZ-ET2000 | DBR-T670 |
内蔵HDD容量 | 2TB | 3TB |
外付けHDD 最大容量 |
3TB | 6TB |
外付けHDD 同時接続 |
1台 | 最大4台 ※要USBハブ |
外付けHDD 最大登録数 |
10台 | 8台 |
SDカード | - | SD/SDHC |
有線LAN | 100M | 1000M |
無線LAN | ○ | |
チャンネル録画 | - | 最大3チャンネル |
同時録画可能番組数 | 3 番組 | |
SeeQVault対応 | - | ○ |
放送中の番組視聴 | 宅内 | 宅内/屋外 |
録画番組の再生 | 宅内 | 宅内/屋外 |
リモート録画予約 | ○ | △ |
録画番組持ち出し | ○ | |
幅×高さ×奥行 | 430×57.5×292 mm | 430×46×215 mm |
重量 | 4 kg | 2.8 kg |
年間電気代 | 912.6 円 | 610.2 円 |
定格消費電力 | 40 W | 32 W |
待機時消費電力 | 0.05 W |
2015年11月発売のDBR-T670に対して、BDZ-ET2000が2012年発売なので非常に酷な比較ではあるのですが、それにしてもDBR-T670の圧勝です。
今月末発売予定のSONYの新レコーダー「BDZ-Zシリーズ」も外付けHDDは6TBまで対応したようですが、内蔵は2TB止まりて全録機能は無し。
SeeQVaultにも非対応。(そういやWG-C20がディスコンになりましたね…)
コンテンツ配信周りは強化されたようですがLANも100Mのままなので選択肢から外しました。
DBR-T670 |開梱
早速開梱してみます。
本体、リモコン、リモコン用電池(試供品)、同軸ケーブル(地デジ専用)、取説等ペーパー類
電源ボタンとディスクイジェクトボタンは正面蓋を開けずとも操作出来るように本体上面にあります。
ペーパー類。 B-CASカードはminiタイプ。
本体正面、及び蓋を開けた状態。
デザインはシンプルでいてシルバー/ブラックのツートンカラーで好みです。
外形寸法:430(幅)× 46(高さ)× 215(奥行) mm
質量:2.8kg
蓋を開けると左から
- ディスクトレイ
- USB2.0端子(メモリ専用)
- mini-B-CASスロット
- SDカードスロット(SeeQVault対応)
前面にSDカードスロット、しかもSeeQVault対応があるのはイイですね。
現在使用しているレコーダー、SONY BDZ-ET2000とのサイズ比較、本体俯瞰。
横幅は殆ど変わりないですが、奥行はDBR-T670の方が随分短くなっています。
端子類はほぼ一緒。
但し、「USB3.0」「USBハブ」「1000BASE-T」対応なのはBDZ-ET2000にはない大きなメリットです。
電源ケーブルが取り外せないのはちょっと残念。
DBR-T670|初期設定
先ずは初期設定。図に従ってアンテナ、TVに接続。mini B-CASカードを挿入します。
東芝製レコーダーが複数ある場合のリモコンコードを選択。
郵便番号の地域を選択すれば
スキャンが始まり、このようにチャンネル設定が完了します。
ここまでで最低限の初期設定は完了です。
DBR-T670|詳細設定
1.一般設定
DBR-T670のリモコンでTVの基本的な操作を出来る用にするべくリモコンコードを設定。
ウチの環境の場合「REGZA Z2000」なので「東芝A:00」を選択。
USB-HDDを接続している場合はその登録をします。
現時点では未接続のため、いいえを選択。
2.タイムシフトマシン設定
→ タイムシフト編 にて
3.ネットワーク設定
続いてネットワーク設定。LAN接続方法を「有線」「無線」から選択。
ここでは取り急ぎ無線での接続でセッティングします。WPSを使ってワンプッシュで接続完了。
無事ネットワークに接続されました。
4.レグザリンク設定
レグザリンクを始めとしたネットワーク連携利用の設定。
ここは素直に「利用する」を選択。
ネットワーク上で表示される名称。特に変更する必要なかったので「DBR-T670」のままで。
ネットdeナビやスマートフォン等から本機を操作するために必要なユーザーアカウントを作成。
レグザリンク(HDMIリンク)。REGZA Z2000は非対応ですが取り敢えず有効に…(´;ω;`)ブワッ
5.待機設定
省エネに関わる設定項目。ネットワーク連携やレグザリンク・コントローラが有効の場合は省エネ待機は選択出来ず。
約1秒の高速起動が可能な時間帯を選択可能。
その分消費電力はアップします。
以上で初期設定は終了です。
次回予告
次回はDBR-T670の最も肝となる「タイムシフト機能」に焦点を絞ってご紹介します。
お楽しみに!