α7R IIレビュー【使用編その1:イイね!】

 

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α7R IIを使い始めて約4ヶ月。

間が随分あいてしまいましたが、α7Rユーザー目線からのいいところ・悪いところがようやくまとまってきました。

先ずはα7Rから改善された点、また新規追加されて良かったと感じたところをご紹介します。

 

1.ソニーのセンサーは化け物かっ!!

399点像面位相差AFセンサーと裏面照射型センサー

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像面位相差AF搭載は予想していましたが、せいぜいα7IIと同等(117点)くらいかと思っていました。

それがなんと一気に3倍以上の399点だと聞いた時はコーヒー吹き出すところでしたw

しかもこれまた世界初な裏面照射型のフルサイズセンサーのオマケ付き!

 

この動画を初めて観た時はとても興奮したのを覚えていますw

ただし、像面位相差AFが有効なのは絞り値F9.0未満の時に限られます。

 

AF・AE追従したままの連射は約4コマ/秒から約5コマ/秒と控え目な性能UP。

3640万→4240万画素にUPしていることを考えれば致し方なしといったところでしょうか。

 

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35mmフルサイズ時 像面位相差AFが有効なポイント ※イメージ

 

21✕19の計399点。中央付近に密集する感じで枠内をびっしり埋め尽くしています。

(枠は設定により表示/非表示が可能)

フレームの端はコントラストAFのみになりますが、これだけカバーしてくれれば実質的には十分ですね。

 

像面位相差APS-C.jpg
APS-C時 像面位相差AFが有効なポイント ※イメージ

 

APS-Cモードに切り替えると、21✕17の計357点

 

点数こそやや減少しましたが、その代わり領域を満遍なくカバーする形に。

しかもクロップしても約1800万画素(α7Rの場合は約1500万画素)あります。

これは撮影シチュエーションによっては大きな武器になるのではないでしょうか。

 

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そして地味に嬉しいのがAマウントレンズ装着時の像面位相差AFに対応したこと。

(別途マウントアダプタLA-EA3が必要)

AF速度に関してはまだまだLA-EA4に軍配があがるようですが、像面位相差AF399点を活かせるのはありがたいです。

 

 

瞳AF機能の強化

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α7Rにも搭載されていた瞳AF。それが「コンティニュアスAF(AF-C)」時にも使えるようになりました。

相変わらずカスタムボタンに「瞳AF」を割り当てた上で、そのボタンを押している間のみ有効という仕様は変わりませんがこれは強力です。

 

こちらの動画を見ていただくのが分かりやすいかと。

 

 

 

2.様々な手ぶれ補正機構

有効約4240万画素に最適化された5軸ボディ内手ブレ補正機構

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こちらは予想通り。ただしα7 IIと全く同じということではなく高画素センサー向けにチューニングされているそうです。

手ブレ補正非搭載のEマウントレンズはもちろん、マウントアダプターを介してAマウントレンズ、他社製レンズやオールドレンズに至るまで多種多様なレンズでボディ内手ブレ補正が有効です。

これはレンズ沼が捗りますね(ぉ

個人的にはAマウントの70-300mm F4.5-5.6 G SSM やMINOLTA MD/MCレンズで手ブレ補正が有効になるのが嬉しいです。

 

シャッターユニットの改善

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カメラブレを極限まで抑制する新開発の低振動シャッターユニット。

なんでもシャッターが閉まりきる直前にブレーキを掛ける事で振動を抑えているようです。

良くも悪くも?α7Rの特徴であったバシャコーンッ!!的なシャッター音はもう過去のものですw

 

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電子先幕シャッター対応の効果も相まって、パシャパシャ軽快に撮れます。

更にα7Sに搭載され、指を咥えて見ていたサイレント撮影にも対応。

飯撮り、静かな環境等、シャッター音を気にせず撮影できるのはホントありがたいです。

 

ホールド性をさらに高めたグリップデザイン

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地味に手ブレ補正に効果ありなのが、グリップ形状の改善。

このところEマウントレンズが肥大化の一途をたどっていますが、大型レンズ装着時もより安定感のあるグリップデザインとなっています。

 

頑丈なボディ!

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トップカバー、フロントカバー、内部フレームに加えて、リヤカバーにも軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用したフルマグネシウム合金ボディ。

グリップのホールド性をより強固なものにしています。

 

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一部でプラマウント、ぶよぶよマウントと非難されていたマウント部もより強固に。

個人的にはα7Rの時もさほど気にならずに使っていたのですが、初めてα7R IIにレンズを装着した時の吸い付くような感覚を一度味わってしまうと気になるようになりましたw

 

 

3.操作性・視認性の改善

更に充実したボタンカスタマイズ機能

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撮影者の操作やこだわりに応えるカスタマイズ機能もさらに充実。

使用状況や好みに合わせて機能を自由に割り当てられるボタンを10個搭載(*)。

64項目の機能からそれぞれ登録でき、よりカスタマイズ性がUPしました。

 

ボタンも増えたことですし、カスタムボタン一覧エクセルも更新せねばなりませんね…>┼○ バタッ

 

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初代α7シリーズのEVF/液晶モニタ切り替えセンサー感度が良すぎたため、一部で熱望されていた「FINDER/MONITOR切換」も割当可能に。

 

痒いところに手が届く?細かな設定項目

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「シングルAF(AF-S)/コンティニュアスAF(AF-C)」時、シーンに応じて3種の設定から選べるようになりました。

  • 「フォーカス優先」・・・ピントが合わなければ撮影できない
  • 「レリーズ優先」・・・ピントが合っていなくてもシャッターが切れる
  • 「バランス重視」・・・両方のバランスをとった設定

ピントとレリーズタイミングの両方のバランスを重視しながら撮影できます。

更にAFの「駆動速度」や「追従感度」の調整も可能に。

 

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地味に重宝するのが、シャッター速度の低速限界設定。

P(プログラムオート)またはA(絞り優先)モードでISO AUTO(又はマルチショットNR ISO AUTO)時、ISO感度を上げ始めるシャッタースピードを設定出来ます。

FASTER(より高速) [標準]より速いシャッタースピードでISO感度が変わり始める
※手ブレや被写体ブレを抑えるのに最適
FAST(高速)
STD(標準) レンズの焦点距離に応じてカメラが自動で設定
SLOW(低速) [標準]より遅いシャッタースピードでISO感度が変わり始める
※ノイズの少ない写真を撮るのに最適
SLOWER(より低速)
1/8000~30秒 設定したシャッタースピードでISO感度が変わり始める

体幹に自信があるかたは是非「SLOWER」に挑戦してみてくださいw

 

 

画像プレビュー時の操作性・視認性改善

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撮影した写真を背面の液晶画面でプレビューする際の操作性も向上しています。

 

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プレビュー中に「C3」ボタン(α7Rの場合はC2ボタン)を押すと拡大出来るのは前のシリーズからですが、常に中央部分を拡大するので

場合によってはそこから十字キーを駆使してピントの合っている箇所を探す必要がありました。

 

DSC09435.jpg

α7R IIより、自動的にピントの合った箇所を拡大表示するようになりました。 これホント便利です。

たまにおやっ?て箇所を拡大することもありますが概ねピントの合っている近辺を拡大してくれます。

先の瞳AFと組み合わせると、

撮影→プレビュー→拡大→ピントが眼に来ているかチェック

の流れがスムーズになりました。

 

 【訂正】某お方より指摘があり、再度検証した結果誤りがありました。

誤)自動的にピントの合った箇所を拡大
正)撮影時フォーカスエリア(緑枠)の合った箇所を拡大

 

※瞳AF時は瞳に緑枠が合うので必然的に眼を拡大表示します

お詫びして訂正致しますm(._.)m

 

 

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更にプレビュー時の拡大・縮小の操作が コントロールホイールを回す事で出来るようになったのも◯。

【α7R】

  • 拡大・・・「C2」ボタン、又は後ろダイヤル右回し
  • 縮小・・・「AF/MF・AEL」ボタン、又は後ろダイヤル左回し
  • 拡大したまま前後の画像へ・・・コントロールホイール、又は前ダイヤル

【α7R II】

  • 拡大・・・「C3」ボタン、又はコントロールホイール右回し
  • 縮小・・・「AF/MF・AEL」ボタン、又はコントロールホイール左回し
  • 拡大したまま前後の画像へ・・・前ダイヤル、又は後ダイヤル

 

拡大・縮小・カーソル移動がコントロールホイール部分のみで完結出来るのでプレビューしやすくなりました。

 

高倍率EVF

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世界最大のファインダー倍率0.78倍(全表示域の対角視野約38.5度)を実現し、隅々までクリアな映像を映し出します。

さらにZEISS「T*(ティースター)コーティング」を採用し、のぞいた際の映り込みも大幅に低減。

 

【訂正】

誤)世界最大のファインダー倍率0.78倍
正)ファインダー倍率0.78倍

※2015年12月現在、ライカSLの0.8倍が最大のようです

お詫びして訂正致しますm(._.)m

 

a7R-EVF.jpga7RII-EVF.jpg

α7R(左)とα7R II(右)それぞれEVFを覗いたイメージ

 

a7RII-EVF比較.jpg

更に重ねてみるとこんなにもサイズに違いがありました。

これによってEVFでより細部までチェックしやすくなりました。

 

次回予告

このようにα7Rからあらゆる点が進化・改善し、ほぼ死角なんてないんじゃないかと言わんばかりのα7R II。

とは言え幾つか改善して欲しい点もあります。

良かった点が多くて長くなりすぎたので続きは次回ということで…

 


 

 

どん

どん

何事もやってみなきゃあ分からない。物は試しの精神で楽しく、時には後悔も。

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